自分を信じる。
人を信じる。
「信じる」とは、どういうことなのか、考えたことはありますか?

「信じる」とは
私は、考えたことがあります。
辞書で意味を調べると、
「そのことを、本当だと思う。思い込む。」
と出ています。
ところで、
「この目で見て、耳で聞いて、肌で感じて、確かめられたら信じる。」
という人がいます。
「信じる」というのは、本来、能動的な行動です。
そして、自分だけで完結できる行動です。
確かめることができたら、それはもう、
「そのことを、本当のことだと思う。思い込む。」
ではなく、
「そのことが、本当であると知っている。分かっている。」
ということ。
「信じる」のとは、違う話なのです。
「信じる」と「知っている」は違う
携帯電話で、遠く離れた人と会話ができる。
ということを聞いたとき、江戸時代の人にとっては、「信じる」か「信じない」かという話です。
現代人にとっては、「知っている」か「知らない」かという話です。
そういう違いなのです。
目に見えないもの、耳で聞こえないもの、肌で感じられないもの、確かめることができないもの、だからこそ「信じる」のです。
「信じる」と起こること
ピグマリオン効果(ローゼンタール効果)というのを聞いたことがありますか?
Wikipediaによると、
“教育心理学における心理的行動の1つで、教師の期待によって学習者の成績が向上することである。”
という効果のことです。
指導者が、
「優秀である、できる」
と信じている学習者の成績は向上する。ということです。
あなたは、あなた自信に備わった能力、可能性を信じますか?
そして、あなたは、身の回りの人が持っている能力、可能性を信じますか?
信じるか、信じないかは、あなた次第です。