今回のテーマは、「習慣」です。

繰り返しが習慣を作る
習慣の力、って考えたことがありますか?
例えば毎朝、通勤や通学で通っている道がありますよね。
ほとんど何も考えずに、道に迷わず歩くことができますね。
一方、初めて行くところだと、予め地図を調べて、その地図を見ながら、歩いたりしますね。
この違いは何でしょう?
毎日、繰り返し繰り返し歩いている道だから、体で覚えて(習慣になって)いるんですね。
そうなんです。
繰り返すことで、習慣は身に付くのです。
そして、身に付いた習慣は、意識しなくても繰り返すことができるのです。
これは、自分にとって良いことでも、悪いことでも同じなんです。
失敗が怖くて行動を起こせないという習慣
失敗することが怖くて、行動に起こせないときってありますよね。
私も、そんなときがあります。
では、失敗することが怖いのは、何が理由なのでしょうか?
実は、そういう考え方の習慣だ、という場合があります。
では、いつの間に、そんな習慣が身についてしまったのでしょうか?
私が思うには、小学校のころ、先生に指名されて、答を発表すると、周りの人たちが、正解のときには、
「い~いで~す(良いです)。」
不正解のときには、
「ちが~いま~す(違います)。」
なんてことをやっていたのを覚えていませんか?
(今でもやっているのでしょうか?)
とんでもない不正解をしたときには、みんなから笑われちゃったり、バカにされちゃったりしましたよね。
テストで間違えて(悪い点をとって)、先生や親から怒られたという経験をしたこともあるのではないでしょうか。
これが、習慣の元になっているんだと思うのです。
人前で失敗する(不正解を出す)と、笑われる、バカにされる。怒られる。
間違いを起こすのはダメなことだ、恥ずかしいことだ、と子供心に刻み込まれてしまうんですね。
それが大人になっても、失敗を怖れて(人目が気になって)行動を起こせない、ということにつながってしまうことがあるのです。
でも、習慣を新たに身に付けることはできます。
そうです。繰り返すことです。
たとえ、三日坊主になってしまっても、それを10回繰り返せば、30日(1ヶ月)やったことになるのです。
そうやって、うまくいくのに役立つことを、新しく習慣にして、意識しなくてもうまくいくようにしていきたいものですね。
今日の問いかけ
あなたは、どんなことでも、習慣として身に付けられるとしたら、どんな習慣を身に付けたいですか?