今回のテーマは、「体と心」です。

体と心は繋がっている
体の使い方って、大事です。
体と心は繋がっていると言われています。
今回は特に、メモを取るときの姿勢について考えてみましょう。
メモを取る姿勢
私は職業柄(コーチングやセミナー講師)、メモを取りながら話を聞く人と一緒になることがよくあります。
その中で、気になるメモの取り方をする人がいます。
それは、机やテーブルの下で、隠れるようにメモを取る人です。
机やテーブルの上が片付いていないから、とか、話している人に気を遣って、とか、理由はあるのでしょうが、どうしても気になってしまい、余計なアドバイスをしてしまいます。
実験1
ここで、1つ実験をしてみたいと思います。
過去に、感情的に落ち込んでしまったときのことを思い出して、そのときの「落ち込んだ」感情を味わってみてください。
味わうことができたら、この続きを読んでください。
では、どうぞ。
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(質問)
「落ち込んだ」感情を味わったとき、あなたはどんな姿勢をしていたでしょうか?
私には、あなたの姿勢は見えませんが、だいたい想像が付きます。
- 肩を落として
- 背中を丸めて
- 頭はうなだれていて
- 視線は下向きで
- 呼吸は浅く・早く。
そんな感じだったのではないでしょうか?
実験2
もう1つ実験をしてみたいと思います。
もう一度「落ち込んだ」感情を味わってみてください。
味わうことができたら、その感情を味わったまま、天井を見上げてみてください。
(屋外にいる場合は、空を見上げてください)
では、どうぞ。
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(質問)
いかがでしたか?
「落ち込んだ」感情を味わったまま、天井(空)を見上げることはできましたか?
私には、実験をしているあなたの様子は見えませんが、「落ち込んだ」感情を味わったまま、天井(空)を見上げることはできなかったのではないでしょうか?
天井(空)を見上げたら、「落ち込んだ」感情はどこかに行ってしまったのではないでしょうか?
もし、天井(空)を見上げても、「落ち込んだ」感情を味わい続けることができたなら、ぜひ、私にメッセージを送ってください。
とても、珍しい人ということで、表彰させていただきます(笑)。
注:私にメッセージを送るには、まず下記のメルマガに登録してください。
そして、届いたメールに返信してください。
私にメッセージが届きます。
考察
さて、2つの実験でお伝えしたかったことは何かと言いますと、体と心は密接に関係しているということです。
体の使い方を変えることで、心の状態が変わります。
逆に、心の状態が、体の状態に影響を与えます。
冒頭の、メモを取る姿勢ですが、机やテーブルの下で隠れるようにメモを取る姿勢は、「うつむいている」姿勢です。
「うつむいている」は「鬱に向かっている」姿勢だ、という説があります。
肩を落として、背中を丸めて、頭をうなだれて、呼吸は浅くなり、脳への酸素供給が不足してしまいます。
しかも、実験して分かったように、ネガティブな感情を味わうための姿勢と同じです。
おすすめのメモを取る姿勢
うつむいている姿勢で話を聞きながらメモを取っていたら、気分は落ち込んでいくし、考えもネガティブになっていってしまいます。
良いアイデアだって浮かばなくなってしまいます。
なので、メモを取るときは、少なくとも机やテーブルの上で書いた方が良いでしょう。
可能なら、上を向いて書くとさらに良いと思います。
ということで、私の前でうつむいてメモを取っていると、もれなく指摘されますので注意してくださいね。
というか、注意されるのを避けるために辞めるのではなく、ご自身のためにメモはテーブルの上で書くようにしてください。
今日の問いかけ
体と心が繋がっていることを実感した経験はありますか?