なぜ同じことを何度も言わせるのか?

この記事は2分で読めます

今回のテーマは、「コミュニケーション」です。

何度言ったら分かるんだ!

何度言ったら分かるのか?

あの人はなぜ、何度も同じことを注意しているのに、分からないのか?

あの人は頭が悪いのだろうか?

やる気がないのだろうか?

なんてことを思ったことはありませんか?

この不満を解消する鍵をご紹介します。

パソコンのキーボードに喩えてみる

これから「当たり前」のことを書きますね。

パソコンで、キーボードの ‘a’ のキーを押すと、ディスプレイに ‘a’ の文字が表示されますよね。

‘b’ のキーを押すと、‘b’ の文字が表示されます。

逆にいうと、‘a’ の文字をディスプレイに表示したければ、‘a’ のキーを押せ。

‘b’ の文字をディスプレイに表示したければ、‘b’ のキーを押せ。

ということになります。

‘a’ のキーを押しても、‘b’ の文字は表示されません。

‘b’ の文字を表示したければ、‘a’ のキーではなく、‘b’ のキーを押すことです。

‘b’ のキーを押しても、‘a’ の文字は表示されません。

‘a’ の文字を表示したければ、‘b’ のキーではなく、‘a’ のキーを押すことです。

当たり前すぎますよね。

何度も ‘b’ のキーを押しているのに、‘a’ の文字が表示されない?

では、想像してみてください。

あなたの目の前に、‘a’ の文字を表示したいのに、‘b’ のキーを押している人がいます。

「何度押しても、‘a’ の文字が表示されない。」

と言いながら、‘b’ のキーを繰り返し押しているのです。

あなたなら、その人にどんなアドバイスをしますか?

「 ‘a’ の文字を表示したければ、‘a’ のキーを押してください。」

とアドバイスするのではないでしょうか。

何度も同じことを言っているのに、分かってくれない?

実社会では、これが ‘a’ のキー、こっちが ‘b’ のキーとは書いていません。

キー表面に文字が書いていないキーボードのようなものです。

それでも ‘a’ の文字を表示させようと思ったら、何のキーか分からなくてもどれかキーを押しますよね。

そして、‘a’ ではない文字が表示されたら、違うキーを押してみますよね。

そして、何度失敗しようとも ‘a’ の文字が表示されるまで、いろんなキーを押してみますよね。

‘a’ の文字が表示されないキーを何度押しても、‘a’ の文字が表示されることはありません。

ということは、

「何度も同じことを注意しているのに、分からない。」

のは、分からない注意の仕方をしているからなのです。

その注意の仕方を、何度繰り返しても伝わらないものは伝わりません。

「 ‘a’ の文字を表示したければ、‘a’ のキーを押してください。」

とアドバイスしたあなたならば、

「分かって欲しければ、分かるように注意してください。」

と自分自身にアドバイスしたくなるのではないでしょうか。

分かってもらえないなら、分かってもらえるように

このように問題があるときに、その問題の原因を自分以外に求めてしまうと、その問題は自分には解決できないということになってしまいます。

問題の原因を自分に求めると、自分が工夫して改善すれば良い、ということになるので、自分自身でその問題を解決できるということになります。

大事なのは、自分に原因があるけれど、自分に責任はないということです。

問題を自分を責める材料にする必要はない、ということです。

自分を責めても、何の解決にもなりませんから。

同じように、問題を相手を責める材料にしてはいけない、ということです。

相手を責めても、何の解決にもなりません。

何か、自分の思い通りにならないことがあったら、自分に原因があると考えて、何をどう改善すれば思い通りにすることができるのか、考えてやってみるようにしてみてください。

今日の問いかけ

何度言っても伝わらない相手に、伝わる言い方を見つけるためにできる工夫・選択肢をどのように増やしていきますか?


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