今回のテーマは、「会社」です。

あなたにとって、会社とは
今回は、お勤めしている会社に対して、不満があるビジネスパーソンへのメッセージです。
当たり前のようで、実は忘れられがちなお話です。
会社とあなたの関係について考えてみましょう。
まず、会社の目的とは何か?
ということを考えてみましょう。
会社の目的は、簡単には、お客様の問題を解決したり、要望に応えたりすることで、その対価をいただき、会社を存続させることです。
もっと簡単には、お客様のお役に立って、売上を上げることです。
では、その会社の従業員である、あなたの目的は何でしょうか?
それは、会社の目的を達するために、あなたの労働力を提供すること。
そうすることで、その対価である給与をいただくことです。
ということは、あなたのお客様とは誰ですか?
あなたのお客様は、あなたがお勤めしている会社ということになります。
この考え方、分かりますか?
とても忘れられがちなお話です。
もちろん、会社に取って代わって、仕事をするのですから、会社にとってのお客様は、あなたにとって広義のお客様になります。
あなたは、会社に労働力というサービスを提供して、その対価として給与をいただいているのです。
なので、あなたの狭義のお客様は、会社なのです。
それは、上司であったり、先輩であったりするワケです
(厳密にいうと「管理職」と言われる人たちのことです)。
ときには、
- 「なんで、自分がそんなことをしないといけないの?」
- 「自分の上司は使えない。うざい。」
- 「うちの会社はどうしょうもない。」
と思うようなことを、やらされることもあるかもしれません。
でも、そのときに、思い出して欲しいのです。
「自分にとってのお客様は誰だっけ?」
ということを。
そう考えることで、視点が変わって、受ける印象、考え方が変わるのではないでしょうか?
もちろん、会社がお客様だからといって、
「お客様は神様です。」
と、何でも許されるわけではない、ということは、付け加えておきます。
余談ですが・・・
「お客様は神様です。」
という言葉は、歌手の三波春夫氏の言葉ですが、氏のオフィシャルサイトによると、
「お客様は神様なのだから、少々のわがままは、許される。」
という、お客側が使う言葉ではなく、
「神様に奉納するつもりで歌っている。つまり、お客様を神様と見立てている。」
という、三波氏の心構えを言ったモノだということです。
今日の問いかけ
あなたのお客様は誰ですか?
そして、そのお客様にどんな貢献をしますか?